Ep.6 術後、ドクターとトレーナーのアメリカらしいアドバイスに笑いと勇気をもらう。


Hello!アットホーム留学ティーチャー原田千耶子です。

My story を連日お届けしております。

今日は手術後、 なんともアメリカらしい アドバイスをくれたドクターとトレーナーのお話。

(スキー選手とスノーボード選手育成高校)

< Ep.1から読みたい方はコチラ >

Ep.1:5歳からスキーを始め、競技スキーで北海道へ単身転校

Ep/2:初のヨーロッパ遠征で留学を決意、アメリカのコロラド州へ下見に行く

Ep.3 : 全日本ジュニア強化指定選手に選抜されたが、留学を決意しアメリカへ!

Ep.4 : 留学1年目、子供の自立って信頼の積み重ねなのね。と学ぶ。

Ep.5:更なる高みへ!スキーアカデミーへ転校! 困難にぶち当たる!

この手術をしてくれた先生は、

スキーのアメリカナショナルチームの

専属ドクターで、


ものすごい腕の持ち主だったらしく、

帰国した際も、

色んなお医者さんに


「なんだこのドクターは。

すごい手術をしたな、

しかもものすごくきれいに。」


とレントゲンを見る度、

何度も言われました。

そんなドクターとのやりとり。

手術翌朝、

「How’s it feel?」(調子どう?)

とドクターが来たときに、

いつ復帰できるか?

この怪我の状態でスキーブーツは

履けるようになるのか?


と質問しました。

その答えが、

当時の私にはショックすぎたのですが、

なんともアメリカらしい

合理的な考えすぎて、

すごく笑えてきたものでした。

ド:んー、選手としては復帰できないよね。

元には戻らないよ。 関節だからね。痛いと思うよ。

だからスキーは遊び程度にして、

新しいgoal(夢・目標)を持った方がいいね。

『今までスキーに充てていた時間を勉強に変えて、

飛び級して大学に行くとかね。』

チ:それでも選手として復帰したらどうなる?

ド:んー、痛いだろうね。

あと歩けなくなるかもね。

チ:え?!歩けなくなるの?

ド:30歳くらいにね。関節だからね。

チ:あー、30歳なんて先じゃん。

スキー選手できるじゃん。

ド:Good luck! See you next week.

なんて会話でした。

まだ16歳の未来ある(かもしれない)

選手に、復帰できないよ。なんて言う?!


と、当時は思いましたが、

きっと、「無駄がないように」と、

「世界はそう甘くないぜ」 と、


合理的な考えを示してくれたんだと、

今なら思います。

迎えに来てくれた学校のトレーナー

(怪我人のリハビリ担当)と、 車で帰る際、

チ:さっきのドクターが言ったこと、

本当だと思う?


とトレーナーに聞きました。

ト:Chiyaができると思うならできるし、

できないと思うならできない。


新しい道を選ぶのも、

このままスキー選手としてやり抜くのも、

全てあなた次第。


どちらを選ぶにしても、

ぼくは全力で治るまでサポートするよ。

と、トレーナーは言ってくれました。

これもなんというか、

アメリカらしく、


私の選択を尊重する、

という回答でした。

これに勇気をもらった私は、

その日からトレーナールームで

片足でエアロバイクを漕ぎ、


負傷部位に負担をかけない筋トレを始め、


選手として復帰する道を選びました。



今日はここまで。


次回は、だいぶ端折って卒業までの道のりです!